インターネットの普及によって急速に簡単になり、今では誰でもが気軽に海外通販を利用できるようになっています。
しかし簡単になってきたとはいえそこは海外。日本で購入する時と少し違う面もあります。
それらを知ることによって、より確実により安全に個人輸入ができるのではないでしょうか。
このページでは初めて海外通販を利用する際に、知っておきたい必須知識を簡単に紹介したいと思います。
1. 英語を使うようにする。
現在では日本語対応になっている海外ショップがかなり増えています。
しかし、それでも英語表記のお店もまだまだ多いです。
多くの方は(僕もそうでしたが)、英語を見ただけで拒絶反応がでるかと思います。
しかし、英語が苦手でも気にすることはありません。今では翻訳サイトやオンライン辞書が普及し、大変便利になっています。
その中でも得に以下の2つがおススメです。
・アルク ←単語だけでなく、使える例文もたくさん載っていてとても便利!
・cross translation ←GoogleやYahoo!など複数の翻訳サイトを同時に使え、より正確な翻訳が可能
日本語化されているショップでは日本語サポートもあり、万が一トラブルにあっても日本語でやり取りが可能です。
しかしその他多くのショップでは日本語が通じませんのでスムーズに取引を行うには英語が必要となります。
そこで本サイトでも、一応の例文は掲載していますので、お役に立てれば幸いです。
ほとんどの場合、上記のサイトや英語例文集を使いながら注文したり、問い合わせをすれば通じます。
文法を気にしたりせず(文法がメチャクチャな外国人も多いので)、気楽にメッセージを送ってみましょう。
2.ショップ選びは慎重に
個人輸入の最大のメリットとして、国内で購入するよりも安く購入できることがあげられます。
そして探せば探すほど、さらに安い通販サイトがあることに気づきます。
しかし、安さだけを追い求めると高い確率で失敗しますのご注意を!
したがって、まずはそのショップについて確認するようにしましょう。特にあまり海外通販の経験がない方は、少々高くても多くの購入実績があるショップを利用するべきです。
そして個人輸入になれた人でも、「実績がない」 「信頼できそうにない」場合は決して手を出さないようにしましょう。
※優良のショップは大抵レビュー(評価)がされています。
中には、コピー商品などを売りつける業者もいているそうです。特に、「業者の住所の記載が無いサイト」や「メールアドレスがフリーアドレスのサイト」など販売者の身元がよく分からない海外通販はもってのほかなので注意してください。
本サイトでは十分な実績があるサイトを紹介していますので、その様なトラブルは基本的にないと思いますが、その他については情報を共有するスペースを用意していますので、そちらを利用していただければ幸いです。
3.日本で買い物をする感覚で買い物をしない
日本で住んでいると全然気づきませんが、日本のサービスレベルは世界でもトップレベルです。
時間にも正確で、あまり時間を待たされることもありません。
しかし、それはあくまでも日本国内で買い物をする時の話。
それに比べ海外のショップは日本の通販と違って結構いい加減です。
「梱包が雑」「商品の箱が汚れていた」「商品の発送までに1週間くらいほったらかし」「なんの連絡もなしに送ってきた」「配送伝票の番号を連絡してこない」「問い合わせをしてもなかなか返事が来ない」
これらは結構日常的にあることなので、そういうものだという広い心で対処したほうがイライラしないで済みます。なので、気長に待つつもりで買い物しましょう。
4.住所と電話番号の書き方
海外は住所の書き方が日本と「逆」です。
日本だと「都道府県から番地」という書き方ですが、海外では「番地から都道府県」となります。
ちなみに郵便番号は「zip code」というところに、書きます。
例.
大阪府大阪市中央区中町1-2-3だと
1-2-3 Naka-cho, Chuo-ku Osaka-shi, Osaka Japan
という風になります。 ※半角で記入しましょう。
また、電話番号についても、日本の電話番号から最初の「0」をとって代わりに「+81」をつけます。
例.
06-1234-5678 → 81-6-1234-5678
090-1234-5678 → 81-90-1234-5678
となります。 ※半角で記入しましょう。
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5.支払い方法はクレジットカードかPaypal(ペイパル)で
海外での通販において、一般的な支払い方法は「クレジットカード」か「Paypal(ペイパル)」です。
クレジットカードについて
クレジットカードは、手数料(1.30~2%)やレートは意外と良いので、最もお得な支払い方法です。
その一方で、セキュリティの面での不安もあります。
また、最終的にショップが決済した時点のレートが適用されるため、
数日~数ヶ月間(稀ですが)最終購入額が決まらないというデメリットもあります。
しかし、各カード会社によってはショッピング保険や損害保険がついていたりと、ある意味現金で支払いするよりも安全に支払うことができます。
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Paypalについて
Paypal(ペイパル)とは、インターネットを利用した決済サービスです。
基本的に、メールアドレスだけを使って支払うので送金相手には自分のクレジットカード情報は渡りません。
また、購入した時点でレートが確定するので急な為替変動にも左右されません。
その一方で、クレジットカードよりもレートが少し高いというデメリットもあります。
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6.消費税と関税
海外通販において、国内通販と大きな違いは消費税だけでなく関税もかかるということです。
基本的に価格の合計額が16,666円以下の物品の輸入については、その関税及び消費税が免税されます。
しかし!
関税の税率は商品の種類のよって設定されており、関税率が0%の商品もありますし高い商品もあります。
また一定金額以下であれば免税となり、関税がかからない場合もあります。(一部例外商品もあります)
- 関税
- 消費税
- 通関手数料
以上の3つが税関でかかる費用です。
商品価格×60%×(関税率+消費税率)+通関手数料
で関税でかかる費用が算出されます。
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個人輸入にかかる関税と消費税
(2019.02.02 追記) 2019年2月1日より、日本とヨーロッパの間で経済連携協定(日EU・EPA)が発行されました。 それによりヨーロッパを原産とする衣類(毛皮のコートを除く)にかかる関税が ...
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